膝のスポーツ障害とは

スポーツで膝に負担が繰り返しかかることで、膝の様々なところに痛みが出てきます。

この項目では走ることがメインの陸上競技などに多い膝の痛みと、
膝を捻ってしまった際に起こしてしまう膝の側面に出る痛みについて説明します。

【症状・原因】

 膝を酷使することや、捻ってしまうことで、膝を曲げる動作や歩いたり、
走ったりする際に痛みが出るようになります。原因は様々で次のようなものがあります。

その際、圧痛の場所を調べることで下記の症状の判断基準にします。

�@�A�B�Cは、ジャンプなどの跳躍や屈伸で、膝に負担がかかることで発生します。

�D�Eは、膝を捻ったり、側面からの強い衝撃の際に発生します。

�F�G�Hは、ランニングなど膝の屈伸運動を繰り返す際に発生します。

その他の膝の障害として（内側・外側）半月板損傷、（前十字・後十字）靭帯損傷、
タナ障害、大腿二頭筋腱炎、膝関節水腫、離断性骨軟骨炎、膝蓋軟骨軟化症、
分裂膝蓋骨などがあります。

�D�E（外側・内側）側副靭帯損傷・・・スポーツでの方向転換の際に膝を過剰に捻ったり、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　側面からの強い力を受けたときに損傷します。


�F腸脛靭帯付着部炎・・・過剰なランニングなど膝を繰り返し曲げ伸ばしすることで、
　　　　　　　　　　　　腸脛靭帯の付着部に炎症を起こします。

�G鵞足炎・・・・・膝の屈伸運動を繰り返すスポーツや登山などで膝の内側の下に炎症を
　　　　　　　　　起こします。ここは薄筋・半腱様筋・縫工筋の３つの筋肉の付着部であり、
　　　　　　　　　ガチョウの足に似ていることから「鵞足（がそく)」と呼ばれています。

 

�H腸脛靭帯炎・・・過剰なランニングなど膝を繰り返し曲げ伸ばしすることで、腸脛靭帯が
　　　　　　　　　膝の骨の外側と擦れ合い炎症を起こします。

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【当院での治療法】

えびす鍼灸整骨院では問診・触診・検査をしっかりと行い
膝のスポーツ障害の根本原因を特定します。

 

根本原因としては膝を捻ることにより痛める場合や、
マラソンランナーや、走る競技、登山、踊りなど、繰り返しの膝の屈伸により
筋肉、腱に負担がかかり炎症を起こします。（オーバーユース症候群）

中には、骨格のゆがみが原因で筋肉や腱が必要以上に緊張してしまい、
牽引力が加わることで痛みを引き起こしてしまう例もあります。

えびす鍼灸整骨院では上記のような根本原因を特定し、丁寧に治療を行います。 

炎症が起きている箇所は冷却を行い、膝の負担を減らすことが重要です。
側副靭帯の損傷は程度により包帯やサポーターで固定を必要とする場合があります。
また、身体の歪みがある場合は、筋膜リリースや骨格・骨盤の調整を行い、
身体のバランスを整えることにより改善していきます。

また、当院では特殊な微弱電流の治療を行い、細胞を活性化させてヒトの治ろうとする力
「自然治癒力」を最大限に高めることで早期回復を目指します。

当院では症状が緩和してきましたら、
再発予防のためのストレッチや正しい身体の使い方をお伝えいたします。

安静にすることは大事なのですが、
しかし安静にしていて痛みが消失しても、身体の歪みや筋肉の緊張があり、
身体の使い方が同じであれば、また再発します。

そのため、骨格の異常や筋肉の緊張を施術する必要があります。
骨盤を正しい位置に戻すと同時に、日常生活やスポーツ現場での走り方、
足の着地、接地の仕方など修正し再確認することで、膝の負担が少なくなると考えます。
力の加わり方を分散することで、膝の負担が減り、痛みが消失していきます。

根本原因に正しくアプローチしないと、治療を行ってもその場限りで
なかなか改善していきません。原因を特定し正しくアプローチすることが一番大事です。

改善されるまでに損傷の程度や個人差がありますが、
えびす鍼灸整骨院では7回の治療で約８0％の方が改善されています。
また、中には１回の施術で良くなる方もいらっしゃいます。
そのためには計画的に治療を行うことが大事になります。

しかし、症状の程度が重い方や仕事やスポーツなどで膝に負担がかかる方などは、
生活習慣や状況により回復の時間は異なります。

どこへ行っても改善しない（膝のスポーツ障害）でお悩みの方はいつでもご相談下さい。